倒れるときは前のめり。

カレーが好きです。

ストレングスファインダーで自分の資質をあらためて見直してみた

いろいろあってここ最近は任天堂の岩田さんのインタビュー記事を読み直すことが多くなった。というのも今年で 30 になってしまったこともあり「そろそろ自分もなるべく省エネで周囲に価値を発揮できる分野に力を入れていく頃合いかな」と思考がシフトしてきたからだ。

ご褒美を見つけるという才能 - hobo nikkan itoi shinbun - 1101.com

記事の中でとくに印象に残ってるのはこのセリフ(太字は cheezenaan による強調)。

好きじゃないけど得意なこともありますし,好きだけど,実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。(略) 自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。逆に,自分的にはすごい努力して,達成感もたっぷりあるのに,周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。それはね,本人が好きだったとしても,実は不得意なことかもしれないんですよ。 ― 任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 - 4Gamer.net

ちょうど今長めの夏休みをとっていることもあり、サクッとストレングスファインダーを使って自分の資質 ≒ 強みを測定することにした。

ストレングスファインダー

自分の資質(強み)上位 5 つはこちら。

  1. 共感性

    共感性という資質を持つ人は、自分を他人の状況に置き換えて考えることにより、他人の感情を察することができます。

  2. 原点思考

    原点思考という資質を持つ人は、過去や原型について考えるのが好きです。過去を調べることにより、現在を理解します。

  3. 戦略性

    戦略性という資質を持つ人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。

  4. 学習欲

    学習欲という資質を持つ人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。特に結果よりも学習すること自体に意義を見出します。

  5. 最上志向

    最上志向という資質を持つ人は、強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします。

それぞれの資質の特徴を読んだ時点では「まぁなるほどなぁー」という程度の感想だったんだけど「強みのインサイトレポート」という個々人のテスト結果に応じて資質をより具体的に説明してくれるレポートがなかなかよかった。「いったいどこから自分の生活を観察していたんだ」と言いたくなるほどリアリティの高い記述で、テスト結果への納得度がより高まった。

せっかくなので「強みのインサイトレポート」の内容をざっと紹介してみる。なお自分の中でより印象に残ったフレーズは太字にしている。

共感性

おそらくあなたは、難問や困難を解決する能力を生まれつき持っているでしょう。自分自身の作業に集中できると、実行可能な解決策が浮かぶでしょう。しかし、グループで作業する必要があるときは、自分の目標が達成しづらいと感じることがあるかもしれません。あなたは本能的に、自分がある特定の人の気分、動機、考え、または行動をしっかりと認識していると自信を持っているかもしれません。多くの場合、あなたは、周りの人から、プライベートな心配事や感情を相談されるような人でしょう。あなたには、人の経験を理解する才能があるのかもしれません。その洞察力は、時に、適切な質問をしたり、サポートを与えたりするのに、役立ちます。生まれながらにして、あなたは、ときどき、ある人の才能、スキル、知識が、他の人に欠けている面をどう補うことができるか気づくことがあります。グループとして問題を解決する能力は、メンバーの多様性にかかっていると気付いているのかもしれません。あなたは個人の経歴、才能、経験、態度、年齢、教育レベル、文化を知りたいのかもしれません。そのため、あなたは自分がチームを編成して困難な課題に対処する用意ができていると感じているかもしれません。持っている才能によって、あなたは、たまに、一位になりたい、チャンピオンになりたいと思うことがあります。あなたは対戦相手の気分を読めるのかもしれません。勝ち、負け、引き分けへの態度から相手のことがわかるのでしょう。

まぁせやなって感想。人と会話を重ねるごとにいろんな情報が脳内にマッピングされていくというか「困ったらこの人に聞けばいい」リストが勝手にできあがっていくイメージ。

原点思考

持っている才能によって、あなたは、歴史は繰り返すと信じているかもしれません。現在の出来事は過去の出来事の単なる反映であると考えることもあるかもしれません。あなたの心の中では、すでに発生した出来事によって、現在というものが説明され、また将来も予測できるかもしれません。生まれながらにして、あなたは、初めて会った人にたくさんの質問をするかもしれません。相手の過去について好奇心や興味を抱くため、相手をより良く理解して関係を深めることができる場合があります。強みによって、あなたは、ときどき、過去に熱心に学ぶことがあります。なぜそうするかと言うと、今後数か月、数年、数十年に関するヒントを与えてくれるからかもしれません。過去に起こったことについて納得できれば、これから起こる変化や機会によりうまく対処できると感じているのでしょう。 多くの場合、あなたは、過去の出来事を分析することで、人生がより豊かになるかもしれません。過去の経験を思い起こすと、今やっていることや、これまでに達成したこと、出会った人々に対する気分が高まるのでしょう。おそらくあなたは、今日の人々や出来事に与えた影響を理解するために、歴史的事件を調査することがあります。過去に起こった出来事を知ることは、現在の状況や特定の個人の行動を理解するのに役立つのでしょう。

歴史小説や伝記を読むのが好きだったからなぁ。学生の頃に『坂の上の雲』や『竜馬がゆく』を一気読みしたのが懐かしい。あとはふだんの業務を行う際にインスタントなブログ記事だけじゃなくて原理原則が書かれた書籍なり公式のドキュメントなり GitHub の README や issue にあたったり、プロダクトのソースコードを延々と git blame したり関連するチケットやドキュメントを追いかけたりしてる。これももしかしたら「原点思考」か?

戦略性

持っている才能によって、あなたは、自分が、出来事、データ、または人の行動における特定の構成を発見する能力を備えていると気づいているでしょう。あなたはおそらく、傾向や潜在的な問題を他の人が気付く前に識別するでしょう。 あなたは措置を講じた場合、また装置を講じなかった場合の結果を査定するのを手伝うことがあります。強みによって、あなたは、他の人たちが問題に気付く前に、解決方法を見つけることがあります。チームメンバー、同僚、クラスメートなどが質問を理解する前に、その答えを練り始めることがあります。 ときには、事前に数々のアイデアを生み出しておき、その中から特定の状況で最も意味のあるアイデアを選択することがあります。あなたは本能的に、あなたにはなかなか解消されない問題への解決策がいくつもぱっと思い浮かぶことがあるようです。ときどき、それぞれの選択肢を数多くの角度から検討することがあります。状況全体を慎重に評価して、最も妥当そうな選択肢を選ぶのかもしれません。なぜそうするかと言うと、ライバルを得点やパフォーマンスで出し抜きたいのかもしれません。おそらくあなたは、考えたり仕事したりするために一人になる時間が必要な、自立心の強い人のようです。 定期的に、革新的なアイデアを生み出したり、体系的な行動計画を提案したりしています。あなたは、人々の行動やプロセスの機能性、問題が発生する可能性などにおいて繰り返し現れる特定のパターンが見つけられるのかもしれません。多くの場合、あなたは、自分の革新的な考えを生み出す才能を信じるときもあります。1 つの目標に到達するための複数の方法を考え付くことがあります。あなたの次のステップは、いくつかの選択肢の中から最も優れた 1 つの方法に絞り込むことでしょう。あなたは、現在の状況、利用可能なリソース、予算上の制約、差し迫る期日などを考慮することもあるでしょう。

納得感高い。チケットのプランニングで改修箇所の目星をつける際に、とくにドメイン知識があるわけではないけれど、自分が先回りして見つけることがたまによくあった。あとはチケットの実装方針を改修コストやリリース速度をふまえて複数のやり方を提示して PO とすり合わせるみたいなこともわりとよくやってたなぁ。

学習欲

強みによって、あなたは、特定のことについて精通したいと思うこともあるでしょう。あなたの持っている他の才能にもよりますが、1 つの話題を深く理解したいと思ったり、多くの課題を基本的なレベルで把握したいと思ったりするかもしれません。どのようなスタイルであれ、あなたはある特定の人たちのコメントに関心を寄せるかもしれません。人が興味深い情報を共有してくれた場合、あなたはその人に対して、「あなたの洞察は素晴らしいですね。もっとお考えをお聞かせくださると嬉しいのですが」という気持ちを言葉や態度で伝えることがあるでしょう。おそらくあなたは、上級コースや成績優秀者クラスに登録しているかもしれません。それは、理解することが簡単ではないテーマに惹きつけられるからです。自分を充分に信頼して、精神的な忍耐強さや機敏さを試すことがあるでしょう。多くの場合、あなたは、やり遂げたい課題に、すべての力を注ぐことがあります。あなたは、しなければならないことや特定の課題にどのように対処すべきかを調べることがあります。好奇心が、あなたを面白い人や資料、インターネット、授業、雑談、個人的な経験などの情報源に導くと言えます。あなたは、今日、昨日より多くのことを知っていれば、満足できるのかもしれません。あなたは本能的に、たまに、どのような要因で人が特定の行動を取ったのかを究明することがあります。ときには、特定の出来事が起った原因の根拠となる証拠を提供することがあります。一部の人は、合理的な理由を得るために、あなたを頼りにするでしょう。持っている才能によって、あなたは、ある人々の行動を観察したり、彼らの言葉に耳を傾けたりすることで、彼らと親しくなります。 あなたは質問し、彼らの答えを検討することがあります。その結果、その人にとって特別な意味を持つような方法で、その人に対して反応することができるようです。あなたは人の才能、好み、お気に入りの話題などを知っていると、彼らの興味、嗜好、スタイルなどに合わせて言葉や行動を変えることができるかもしれません。

個人的にもっとも同意できた資質がこれ。関心のある分野がコロコロ変わって深く突き抜けた分野ができていかないのが自分の課題ポイント。「特定の出来事が起った原因の根拠となる証拠を提供する」という記述が「学習欲」に登場するのが興味深い。

最上思考

おそらくあなたは、他の人が自分の成功に満足感を得られるようにするのを楽しむかもしれません。あなたはおそらく、ある人が自分の成果を軽くみたり無視したりしないようにするでしょう。持っている才能によって、あなたは、ときどき、自分が複雑な問題、ジレンマ、または難題を解明できると信じることがあります。あなたはおそらく適切な解決策や正しい回答を直感的に見つけ出すでしょう。 多くの場合、あなたは、自分が自然にしていることや得意なことに注意を払うようにしています。時折、特定の分野の知識を深めたり、特定の技術を磨いたりすることを試みることがあります。あなたはおそらく、特定の才能を使うことで優秀になろうという意欲があるのでしょう。あなたは、自分の弱みを克服するために時間やエネルギー、費用を無駄遣いしたくないのでしょう。あなたは、自分が得意なことに集中することもあります。それこそが、やりがいのある生き方だと思っているのかもしれません。あなたは本能的に、人の個性や特性を見つけ出すかもしれません。生まれながらにして、あなたは、特定の人たちに比べて、やや辛抱強い(決意が強い)ようです。このことは、あなたが特定の種類の仕事を開始したり、終了したりするときに、あなた自身だけでなく、他の人にもはっきりと分かるかもしれません。

ここ数ヶ月は新メンバーの受け入れを何度か経験したこともあり、会話をしながらどんなことが得意そう/苦手そうかみたいなことを探っていたので、それなりに「せやな」感が高かった。先に出てきた「共感性」や「学習欲」に通ずる記述が現れるのもポイント高い。

参考: MBTI

じつは今回のストレングスファインダーをやる前にも性格診断テストみたいなのには手を出していて、たとえば 16 類型で性格をタイプ分けした MBTI(Myers-Briggs Type Indicator) によると自分は「仲介者(INFP-T)型」に分類されるらしい。

“仲介者”型の性格 (INFP-A / INFP-T) | 16Personalities

仲介者型気質の人は、真の理想主義者で、極悪人や最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、物事をより良くするための方法を模索しています。落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、まさに光を放つ可能性を秘めています。

とくに印象に残っている記述はこちら(太字は cheezenaan による強調)。

他の外向型とは異なり、仲介者型は、ごくわずかな人々やひとつの価値ある目的にのみに集中し、一度に多くのことをやろうとすると力尽き、さらには世の中のあらゆる修復不可能な悪に落胆して、打ちのめされることさえあります。 善を探求するあまりに自分自身を見失い、生きて行く上で欠かせない日常生活の維持を疎かにしてしまう可能性もあるので注意しましょう。仲介者型の人達は、他の性格タイプよりも、よく思いにふり、楽しみながら物事をあれこれ想定したり、哲学的な事柄について思い巡らせたりします。放っておくと、まるで隠者のように引きこもったまま連絡が途絶え、友人やパートナーが、多大なエネルギーを費やして、現実世界に連れ戻すことになります。

マルチタスク苦手なのもそのとおりだし物思いに耽るのも好きだし、気を抜くと周囲の連絡を総スルーして延々と引きこもってしまうしでどうにかしないとなぁ(できるのか!?)という感想。

雑感

あらためて自分の性格なり資質を第三者の目線で言語化してもらうと「なるほどなぁー」と感心することが多かった。今回の記事では紹介しなかったけどストレングスファインダーにはそれぞれの資質を活かすためのアドバイスも記載されているので、定期的に読み直してよしなに実践していきたい。もし余裕があればチームビルディングの一環として、所属している組織なりチームでストレングスファインダーの結果を見せあうといった取り組みもアリかもしれない。

ちなみにタイトルに「あらためて」とあるのは、数年前(たしか学生の頃)に一度ストレングスファインダーをやったことがあったから。なおテスト結果はもう覚えていない。

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